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富裕層はこうしてお金を守ってた!【海外トラストの仕組みと魅力】

こんにちわ!MAICOです😊

今日は富裕層はこうしてお金を守ってた!【海外トラストの仕組みと魅力】というテーマでお話したいと思うんですが、

トラスト?お金って守るものなの?守るようなお金なんてないよ、、と思う方もいると思うんですが、そんなことは言わず、将来必要になってくる知識なのでぜひ最後まで読んでみてください♪

海外トラスト(信託)とは?

まずは海外トラストができた歴史から説明していきますね。発祥はイギリスになります。当時のイギリスはいろんな国と戦略戦争をして、いろんな国に兵士を送っていました。

兵士として送られる男性は、家族も子供もいました。もちろん戦略戦争なので、勝ち負けがありますよね。送られる兵士は国のために戦いますが、生きて帰れる可能性は低いです。

なので、結果として家族は残されてしまいます。その残された家族に資産を残してあげないと暮らしていくことができませんよね。

戦争をしていると自分の命を守るほうに意識がいってしまい、お金を守るということが難しくなってきてしまいます。

そこでお金を守るための仕組みがトラスト(信託)です。

どういう仕組みかというと、まず兵士の資産を教会に預けます。なぜ教会にお金を預けるのかというと、教会は戦争が起こっても教会には襲ってはいけないというルールになっています。

なので、教会にお金を預ければ守られます。そのお金を預けた兵士が戦争から戻ってこれたら、教会からお金を下ろせます。ですが、兵士が戻ってこれなかったら教会から奥さんや子供にお金を渡す、受け継ぐというものがトラストの仕組みになります。

この仕組みは教会は戦争でも襲われないというルールがある教会だからできることです。戦争で敵が襲ってきても教会には攻めてきません。

このようにイギリスは教会を使って資産を守ってきました。トラスト(信託)というのは、この歴史を起源にしてできたものになります。

下の図を見てみてください。

戦争に送り出され、自分の資産を託す人→委託者(兵士)
その資産を託された人→受託者(教会)
その資産を受け継ぐ人受益者(残された家族)

となります。トラストはこの三者がいないと成り立ちません。

イギリスのトラストというのは、

  • 何があってもお金返す
  • 元本返還は法律で決められてる

ということが決められていますので、お金を守りたいと思っている富裕層などは、ほぼ全員トラストを利用しています。

ちなみに海外のハリウッドセレブなどは、結婚するときに信託を組むのが当たり前になっているようです。

どういう信託を組むのかというと、

今まで稼いできたお金は各自のもの、結婚してからは半分

というような契約を組むそうです。

委託者夫婦
受託者士業の人
受益者自分たちにする

という三者間を決めておくと、離婚したとしても揉めないそうです。信託はご覧の通り、三者間がないと成り立たちません。

お金の対する問題はしっかり話し合って決めるのが揉めなくていいですね!

富裕層のトラストの活用方法の事例

復習ですがトラストというのは、委託者は受託者に対して「お金預けるね」とお願いします。ここにはしっかりとした契約を結びます。

ポイントなのが、トラストは税金もお金も掛かりません。契約というだけになります。

委託者は受託者にお金を託したとします。もう一度言いますが、そこに税金は掛かりません。なので、これを相続の場合に使うと税金はかからないので、相続税対策が可能になります。

なにも対策をしなかったら、日本の相続税というものはかなりえげつなくて、約半分以上が税金として国に持っていかれてしまいます。

受益者は子供や子孫でも大丈夫ですし、面白いのが実は自分でもOKなんです。かしこい方であれば、気づく人もいると思います。

自分(委託者)→運用してもらう(受託者)→自分に戻す(受益者)

というような設定も可能になります。

このように富裕層はお金を運用して増やし、トラストを使って仕組み化して、税金対策をしている人多いんですね。

その国によって法律が違う

なぜこのようなことがイギリスでは可能で、日本ではできないのか?

それは法律の違いです。

イギリスはコモンローと呼ばれていて、過去や歴史というものを重じています。なので、過去で出た判例を気にするので、法律というのはコロコロ変わったりしません。

それと比べ日本は大陸法というものになります。大陸法はコロコロ法律が変わります。なぜ変わるかというと、簡単ですね!笑

それは、政治家の都合のいいように法律をコロコロ変えているからです!!

お金を守っていく上で、歴史を重じているコモンローを取っている国で運用するのがオススメです。

日本には必要なお金だけ、置いておけばいいですね!笑

それでは、このへんで〜!