資産形成

海外生命保険と日本の生命保険の大きな違いとは?

こんばんわ!MAICOです😊

今回は海外生命保険と日本の生命保険の違いについて、もう少し深く説明していこうと思います!

日本と海外で比較することによって、双方の良いところや悪いところが見えてくるようになってます。

こんな人に読んでほしい

・社会人になったら生命保険って入ったほうがいいのかどうか迷ってる人
・貯蓄型の保険を検討している人
・そもそも生命保険が必要なのかいなかわからない人

日本の生命保険は詐欺、、!?

いきなり強めな見出しですみません。笑

そもそも生命保険ってどんなものかご存知ですか?それは、「自分の命にお金を掛ける」ということです。

本来の生命保険の在り方は、家族の誰かが何かあったときにみんなで補おうというものです。それが生命保険の本来の機能になります。

ですが、今の日本の生命保険はみんなで助け合うための仕組みではなくなってきています。

どういうことかというと、日本は経済自体が下がってきているので、保険会社にある保険金は減っているはずです。ですが、保険会社の利益は増えているという矛盾が発生しています。

=生命保険会社や金融機関は利益を上げているということになります。

それはなぜだと思いますか?

理由は生命保険の仕組みにあります。生命保険会社やその営業マンというのは、保険を販売した「販売手数料」で利益を出しています。コミッション制とも言います。

コミッション制というのは、例えば、AさんがP保険会社から合計1500万円払い込む保険商品を契約したとします。そのP保険会社から購入した1500万円の保険商品の販売手数料(何十%か)を営業マンがもらえる仕組みになっているということです。

ちなみに日本の生命保険の種類は3種類あります。

  1. 日系企業
  2. 外資系企業
  3. 乗り合い代理店(日系と外資系の商品両方扱える)

 

ここで、海外の保険は?ダメなの?と疑問に思いませんか?全て日本にある商品しか購入できないのでしょうか?

それは日本は法律で3つしか扱えないというルールになっているからです。販売手数料でビジネスを展開したいからというのが一番の理由です。

ですが、販売手数料というのは永続的に支払われるものではありません。一時的なショットでの収入になります。

そうなると営業マンは新しい契約を取ってこないといけません。でそうやって新しい契約を取ってくるのでしょうか?

保険の乗り換えを勧められる可能性が高い

それは、既存のお客様に「新しい商品があります!」や「もっといい商品が出ました!」と言って数年したら乗り換えを勧めてくる可能性が高いです。

乗り換える=新しい商品を契約する ということになるので、新規契約となります。となると、またそこで販売手数料をゲットできる訳です。

しかもちょうど乗り換えを勧められるのは、コミッションの支払いが終わったタイミングくらいでですね。ビジネスなので、しょうがないことなんでしょうか。

全然お客様のことを思ってない仕組みですよね。仕組み自体がいいものではないと思います。

保険商品を契約したら先に営業マンや会社にお金が入る仕組みになっていて、残りはちゃんと運用されているの?と疑問に思いませんか?

運用する前に日本の法律で、まずは国債を買わないといけない。というものがあります。

国が発行している国債を購入するのと保険会社の広告費(営業マンのコミッション)、実際に払い出す保険金を残しておくのと、残りが運用です。実際このような割合になっています。

残ったほんの少しだけが運用に回されているような状況です。日本の生命保険の経費割合は約5割と言われていて、宝くじの経費が約4割です。実際日本の生命保険は、宝くじより悪い商品なんです。これは事実なのでお話しておきます。

また、生命保険は亡くなったときに入るお金なので、別名『death 宝くじ』と言われていますw

ちなみに残った金額で運用はしていますが、金額が少なすぎるのと、日本は経済成長が見込めないですし、どのようにプラスを出しているか正直わかりません。

貯蓄をしたいなら生命保険は契約しないほうがいいと思います。貯蓄に関してはオススメできません。

海外から見たら日本の生命保険は「マネーロンダリングではないか?」と言われているほどです。

例えば、25歳で毎月5万円を25年間、合計1500万円払い込みしたとき、60歳で戻ってくるのが、1700万円ほど。プラス200万円しか返ってきません。

マネーロンダリングというのは、簡単に説明すると、汚いお金を綺麗に洗浄するということです。なので利回りが出ていない期間に洗浄してるんではないか?と疑われてしまうということです。

それくらい利回りがでないということですし、実際に中身を見ると利回りを出すのは難しいと思います。しかも日本はマイナス国債で、経済成長もしてないですからね。

海外の基準から見ると、日本の生命保険は『詐欺』と評価が降るほど質が現状悪い。

海外生命保険のパフォーマンスのよさ

海外生命保険がなぜいいのか?というより、日本の生命保険がよくないだけなんですね。

日本では名前が知れてない海外生命保険会社って実はたくさんあります。創業から150年も続いてる会社があったり、国にお金を貸している生命保険会社もあったりするほどです。

そういう会社の海外生命保険って何がいいかというと、貯蓄と投資+保証もついてるという点です。

日本だと貯蓄の機能だけになってしまいますし、しかも運用して利回りが出たとしても、国に税金でもってかれてしまいますね。

海外では貯蓄と投資+保証がついてるのはスタンダードなんです。

30歳男性が海外生命保険に加入したら?

ある海外の保険会社と日本の保険会社を比べてみましょう。

30歳の男性で、毎月4.1~4.2万円の保険料を35歳まで(約5年間)払い続けたとすると、合計で250万円払い込みが完了します。

その後の運用のパフォーマンスを以下の表でまとめました。

日本 海外
25年後 110% 298%
30年後 120% 394%
35年後 200% 520%

 

このように、35年後、男性が70歳まで運用させていた場合、520%という数字になります。

またこの海外生命保険は元本から増えているお金は途中引き出して使うことも可能なんです。

ちなみに海外生命保険は3〜4年でプラスマイナス0になるので、5年以降からは元本は残し、増えた分は引き出して使えるものになっています。

 

変わって日本は、国債を買わないといけないという法律と死亡してしまったときに生命保険料を残しておいておかないといけないので、海外の生命保険と比べたときに、パフォーマンスが倍以上違ってきてしまうんですね。

ですが、バブル崩壊以前の昔の日本にも海外生命保険と同じような生命保険は存在していました。そのような保険が失くなってしまった理由は、経済が落ち込んでしまっているからです。

人口が減っていて、経済が落ち込んでいる国の金融商品で利回りが出るというものは、ほぼないと思います。なので、平成に入ってから契約している保険のプランは見直ししたほうがいいと思います。

今辞めたら損してしまうから辞めずに毎月支払っていて、でも長期的に見たら今損切りして、それ以上の商品に変えた方がいいケースって多いです。

それをサンクコスト(埋没費用)と言います。

定期的な見直しをするというのは、どんな投資でも一緒です。貯蓄型の生命保険に入ってる方は、この機会にぜひ見直してみてください!

要点まとめ

・貯蓄型の生命保険に入っていたら、定期的な見直しをしたほうがいい。

・日本の生命保険は国債を買わないといけないのと、コミッション制のため、お金は増えずらい仕組みになっている。

・スタンダードな海外の生命保険は貯蓄・投資・保証もついている。