こんにちわ!
日本の銀行金利が低くて貯金しても意味あるのかな?と思ったことがある人
日本も金利が高い時代はあったのか気になる人
この記事を読むとこんなことが得られます。
なぜなら銀行はわたしたち国民が預けているお金を使って運用しています。また国債を国民に買ってもらう仕組みを作ってしまっているからです。
実際に香港や中国に行ったときに、銀行の普通預金の金利をチェックしてきました!その画像もあるので、後程お見せしますね。
この記事を読み終えると、金融の仕組みを知らないとお金で損していたことがわかり、金融を真剣に勉強しよう!と思えるでしょう。
日本の銀行が超低金利な理由

現在の日本の銀行金利は超低金利政策が実地されており、0.001%というあってないような数字になっています。
このことによって、わたしたちが銀行から恩恵を受けることは一切ありません。仮に1年間100万円を日本の銀行の普通預金に入れていたら、返ってくるにはたったの10円です。
もし時間外にATMでお金を降ろすことがあったら、マイナス100円ですね。
現状の日本の銀行は超低金利なので、普通預金に預けていたらお金は腐っていくも同然だと思ったほうがいいでしょう。
銀行がしているビジネス
では銀行ってどんなビジネスをしているかわかる方はいますか?
銀行はわたしたち国民からお金を預かっていますね。そのお金を使って銀行は色んな場所で運用をしています。
主な運用場所は4つあります。
- 個人への貸付
- 法人への貸付
- 不動産への貸付
- 日本銀行から国債を買う
になります。それぞれの金利を見てみましょう。
- 個人→18%
- 法人→2〜6%
- 不動産→2〜6%
- 国債→マイナス金利
これを平均すると年間で6〜8%の利益を出していることになります。
年間6〜8%の利益を出しているということは、100万円を106〜108万円に増やしていて、その貸し付けている国民には10円で返しているということでです。
銀行は年間で79,990円も儲かっているということになります。
しかもわたしたちが増えないのに、銀行に普通預金に入れているからできる仕組みになっています。
1989年までのゆうちょ銀行の金利
では現在の日本は超低金利で普通預金に預けていたらお金の価値というのは下がる一方ですが、1989年のバブル崩壊までは銀行の金利はとても高かったのです。
こちらをご覧ください。

小さくて申し訳ないんですが、1989年のゆうちょ銀行の金利表です。10年間複利で運用していれば、11.91%という高い金利を受けれた時代がありました。
この頃は大企業に就職していて、日本の銀行にお金を預けていれば将来安泰と言われていた時代です。
ですが令和となった現代はもうこの頃の生き方をしていたら下り坂を全速力で下がっているのと同じです。
世界時価総額ランキング
それもそのはずです。
当時は今でいうGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)という企業が全て日系企業だったんです。
- NTT
- 日本興業銀行(みずほ銀行)
- 住友銀行(三井住友銀行)
- 富士銀行

平成30年、たった30年で一気に日系企業というのはこのランキングから姿を決しています。
令和の生き方
日本は人口が減少する一方ですし、少子高齢化社会です。この勢いを取り戻すことはないと言えるでしょう。
視点を世界に向けると、30年前の日本のようなくにが世界には存在しているということです。
わたしたち20〜30代は生まれてきた時代が低迷している真っ最中ですが、簡単に言うと視点を世界に向ければいいだけなんですね。
海外の銀行金利との比較
では世界に目を向けてみましょう。
ネットで調べてきて拾ってくる数字だとありきたりな情報になってしまうので、
わたしが実際に中国と香港へ行ってきたときに街中にある銀行の金利を写真で撮ってきたので、そちらを紹介したいと思います。

こちらは中国の『恒生銀行』という銀行の金利の写真になります。
今まで海外旅行に行って、現地の銀行の金利なんて全く気にしたことがありませんでしたが、意識してみると日本と世界でこんなにも数字が違うのでびっくりしました。
会社のお給料もほぼ上がらないし、なけなしのお金を銀行に預けても金利の恩恵を受けられない日本。
わたしたち20〜30代は、どのようにしてお金を増やしていったらいいでしょうか。
解決手段はあります
この状況を受け入れて、
今後わたしたちはどのようにしたらいいのか?をお話します。
結論から言うと、『大丈夫、解決策はあります』です。
- 視点を世界に向ける
- 自己投資をしてスキルをつける
の2つです。
大前提にどちらもすぐに身に付くものではなく、長期的に考えたほうがいいと思ってください。
視点を世界に向ける
日本の経済は低迷してますが、それと比べ世界経済は成長しています。
ということは世界に視点を向けるだけで、解決できることはたくさんあります。しかも日本は地球の面積の0.3%ほどしかありません。
経済が落ち込んでいる日本に投資をするのか、経済が成長している世界に投資するのか、だけで待っている結果は変わってくると思います。
具体的にここに投資しろ、とか海外に行けとか言っている訳ではありません。視野を広げるということがまずは大事です。
自己投資をしてスキルをつける
これもめちゃめちゃ大事です。
結論から言うと、スキルをつけると自然と年収が上がります。詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

まとめ

最後にまとめると、
- 銀行はわたしたち国民のお金を使って運用して利益を出しているが、還元してくれない
- 世界に目を向けるとバブル崩壊以前の日本と同じ国がある
このような情報って自分から取りに行かないと絶対に入ってきません。
なので20〜30代の方には『国際金融』を勉強してほしいと思っています。
今日ご紹介したような、銀行金利やその時代背景だけでなく、知らないとお金で損するような情報というのがたくさんあります。
ぜひ金融の仕組みを理解して、損せず最短距離で経済的自由を手に入れられるようになってほしいなと思います。